VSRがZhou、マペッリ、水谷、根本の4ドライバーを2024年プログラムに追加

VSRがZhou、マペッリ、水谷、根本の4ドライバーを2024年プログラムに追加

> ANRとパートナーシップを組み日本人ペアがドライブ 

ヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシングは、2024年のFanatec GT World Challenge Asia Powered by AWSに、2台のマシンを追加でエントリーすることとなった。

ランボルギーニ・スクアドラ・コルセのドライバーであり、元Fanatec GT Asiaのクラスチャンピオンであるマルコ・マペッリがMike Zhou Bihuangとタッグを組み63号車をドライブする。

加えて、ANRとのコラボレーションにより3台目のHuracan GT3 EVO2を投入し、2015年にSuper Trofeoのアジアチャンピオンに輝いた水谷晃とランボルギーニ・ヤング・プロフェッショナル・ドライバーの根本悠生を起用することとなった。

ANRとは、トップインフルエンサーであるAmi(亜美)と、ファッションブランド「Shéller」代表のNijiko(虹子)が設立したレーシングチームである。世界へ向けた第一歩としてFanatec GT Asiaへの参戦を決め、AmiとNijikoがランボルギー二の名を背負い戦う。

一方、マペッリも日本のランボルギーニとつながりがある。彼はJLOCからSUPER GTに参戦し、2018年のFanatec GT Asiaでは、濱口弘とFFFでタッグを組み、プロアマクラス優勝を果たしている。そして今シーズンからイタリア出身のマッペリは、昨シーズン、Climaxでデビューシーズンに表彰台を獲得したZhouとペアを組む。

Zhouは参戦に向けて、次のようにコメントしている。

「ランボルギーニのファクトリー・プロドライバーであるマルコ・マペッリ、そしてランボルギーニ・スクアドラ・コルセの支援を受けたVSRと手を組むことになり、わくわくしています。一緒にFanatec GT World Challenge Asiaでのエキサイティングなシーズンに向けて準備を進めています。サーキットを走り、プロアマ選手権を戦うことを楽しみにしています」

 1月下旬には、現AmクラスチャンピオンのBian Yeとエドアルド・リベラーティからなる1台目のVSRエントリーが発表された。

VSRは2017年の初陣から2019年までFanatec GT Asiaに参戦。その間、Amクラスでタイトルを獲得し、プロアマクラスでは3位に入った。その後はFanatec GT Europe、International GT Open、そして国内のItalian GT Championshipに注力している。

6戦の最初のイベントは、41921日にセパンで開催される。その後、タイ、日本、中国でのラウンドが続く。